11月20日更新 ガレリアXT(GTX1060)が正式にFF14推奨パソコンに認定されました。今ならCPUがCore-i7 6700K(Skylake最上位)に無料アップグレード中です!

2016後半になり、NVIDIA製グラフィックカードも大きく性能アップを果たし性能別にひと通り揃いました。その中でも、今まで一番人気だったミドルクラス「GeForce GTX960」に置き換わり、今年はもちろん来年にかけて一押しの製品になるであろう「GeForce GTX1060」は各ショップも続々と搭載PCをリリースしてきています。
今回、FF14推奨パソコンとして新たに加わり、ドスパラさんでも今一番人気であるGTX1060搭載ゲーミングPCガレリア XTをお借りする機会を頂きましたので、その性能と人気の理由を自分なりにレポートしたいと思います。

FF14推奨パソコン ガレリアXT の基本構成

ガレリア XTGTX1060搭載モデルはドスパラさんでも一押しのゲーミングPCで、現在ショップ内でも一位です。グラフィックカードの世代が上がるたびに、同じ名前ですが中身がグレードアップしていってます。新生ガレリアXTは、今までGTX960だったモデルを、GTX1060に置き換え、かつその時期におすすめなストレージやメモリなどを取り揃えてリリースしています。カスタマイズも豊富ですが、ガレリアXTのいいところはベストパフォーマンスが出る様に最初から構成がしっかり整ってる所ですね。

改めてスペックをご紹介すると
OS…Windows10、7も選択可能
CPU…intel Core i7-6700K(4.0GHz 最大4.2GHz 4コア8スレッド)(無料アップグレードサービス中)
マザーボード…intel H170チップセットATX(貸出機にはASUS H170-Proが使われていました)
メモリ…PC4-17000 DDR4 SDRAM 16GB(8GB×2)デュアルチャネル(無料増量サービス中)
SSD…525GB(無料増量サービス中)
HDD…SATA3 2TB (SATA6Gb/s対応)

グラフィックカード…NVIDIA GeForce GTX1060 6GB(DVI-D×1、HDMI2.0×1、DisplayPort1.2×3)
電源…AcBel製 80Plus Bronze認証 500W  
DVD…マルチDVD/CDドライブ 
ケース… オリジナル ガレリア専用KTケース     
※2016年11月20日現在    

インテル「Skylake-S」の世代になるCPUとH170チップセットを組み込んだマザーボードと、ハイエンドなプラットフォームでしか使われてなかったDDR4メモリが今回から採用されています。リリースから約一年が経ち、供給も性能も安定しており、ASUS製のマザーボードという事もあって信頼性高い鉄板構成ですね。
ASUS製マザーボードの一番の売りとしては、電源からの故障の原因となる過電流や、外部からの静電気から徹底的に守る保護回路を搭載してますのでかなり高い耐久性を誇っているそうです。大手電気メーカー製PCにもよく採用されています。

ガレリアシリーズの大きなポイントとしては、ゲーミングPCの名の通り、ゲームのプログラムの読込み時間を大幅に短縮出来るストレージ「SSD」が今頃では当たり前のようについてるところですね。他のショップはまだまだオプション扱いな所もありますので、ここは嬉しいところです。しかも大容量です。

自作を始めた15年前から見てきて、個人的にはゲーミングパソコンを買うなら13〜15万出せばその時代でひと通り満足のいく最新スペックが手に入る価格帯と思っており、まさにその理想に合致したモデルだと思います。


xtunbox

本体と付属品を並べてみました。本体サイズは207(幅)x520.7(奥行き)x450.2(高さ)mmになります。マウス、キーボード、電源コード、スターティングガイドにマザーボード、グラフィックカードの各ドライバCDとマニュアル、DVD鑑賞ソフト「Power DVD12」、あと予備パーツとネジがついています。SSD内にはマカフィーのセキュリティソフト製品版12ヶ月分がインストールされています。

液晶モニターと接続する方式によって、モニター側に付属のコードを使うか、HDMIやDisplayPort接続の場合、別途購入する必要があります。今回は43インチモニターとHDMI2.0で接続しました。4K(3840×2160)ドットで60Hz(毎秒60コマ)を表示できます。
背面の接続端子はこんな感じです。黄色い部分は普段使わない(マウス・キーボードがUSBなら)端子です。

 
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まず背面にはUSB3.0が2つ、USB2.0が2つ、ギガビットLANポート、古いキーボードやマウスを繋ぐPS2ポートに、緊急時などにCPU内蔵グラフィック機能が使えるHDMIポートがついております。あとはサウンド入出力ポート、上からライン入力、外部スピーカー出力、マイク入力になります。
液晶モニターにスピーカーがついていて、かつHDMI接続ならモニターとPCの設定さえすれば音が出ます。ただ音質はあまり良くないので、おすすめは外部スピーカーです。カスタマイズでも選べます。

そして最新規格USB3.0-TypeCが付属、上下の差し間違いを無くした規格でサイズも半分以下になっており、転送量などもアップ、外付けストレージはもちろん、モニター接続などにも期待されているようです。
 
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グラフィックカードからはDVI-D×1、HDMI2.0×1とDisplayPort1.2が3つついています。その気になればサブモニターを同時に3台つなげ、株やってる人の部屋みたいな事が一台でできちゃいます。

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フロントパネルにはUSB3.0が二つ、microSDとSDカードスロットにマイク入力とヘッドホン出力つき。よく使う端子は前に揃っていますので便利ですね。個人的にはよくSDカードを使うのでアダプターなしで抜き差し出来るのは便利だなと思いました。

内部へアクセス。ローレットスクリューの手で締められるネジを2つ外せば、簡単に開きます。

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クリックで大きく表示できます。各パーツの配置は、フロント下部(右)に吸気ファンがあり、ここから空気が取り込まれHDD、グラフィックカードやマザーボードから出た熱を左へ流し背面や天面から排気されていきます。そのためある程度の内部スペースがあるほうが効率的に熱を逃がすことになり、パーツの熱暴走などをおこりにくくさせています。
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CPU回りのアップです。右の板みたいなものがメモリで、一枚8GBで2枚構成です。この容量とアクセススピードが多いほど、モニターに表示させる情報が高速かつスムーズになります。CPUから出る熱は、CPU上部や背面のFANから逃します。

direct12

GPUなどを挿すスロットのアップです。カードの形状にもよりますが、GPUカードの他、PCIタイプのSSDやサウンドカード、高速ギガビットLANカード、TVチューナーキャプチャーカードなど、趣味や用途によって拡張も可能です。AMD製グラフィックカードを複数使ってパフォーマンスを稼ぐ「クロスファイヤー」にも対応。AMD得意のDirectX12対応ゲームもサポートしているようですね。

hddtray
ストレージを格納するスロットが5つついています。現在HDDとSSDが入っていますので、増やしたい場合も写真のようにトレイを引き出してHDDを固定して裏から配線ととても作業しやすくなっています。

bottom

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底面と天面です。廃熱をしっかり逃すためにもメッシュ穴が沢山ついており、その数だけケースファンも装着が可能になっています。沢山HDDを積んだり、複数GPUカードを積みたい方には嬉しい配慮ですね。

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接続例です。マウス、キーボード、LAN、HDMI、あと電源をつないでいます。音声はHDMI経由でとりあえず出していました。フロントにはゲームパッドをつないでます。けっこうごちゃついてますが、キーボード、マウス、ゲームパッドは無線のものを使えば相当スッキリすると思いますね。LANはMMOなどする場合はさすがに無線は大事なときに落ちても困るので、有線がおすすめですが。

start

設置して電源を入れてみた所です。Windows10の最初の設定はとても簡単で、ログインの名前と必要に応じてパスワードを決めさえすれば、すぐデスクトップ画面になります。あとはグラフィックカードのドライバを最新にするため、デスクトップ上のNVIDIAソフト「NVIDIA EXPERIENCE」を起動し、最新ドライバに更新しさえすればゲーミングPCとしての準備は完了、あとはゲームをインストールすればOKです。

高性能CPUやグラフィックカードは相当な発熱をします。そのためFANが常に回転してますが、管理人の環境ではさほど気になりませんでした。GTX1060になって消費電力も下がったそうなので、同時に熱もおさえられるし、FAN自体も静音のものが使われているとかなり音も一昔に比べて小さくなっているようです。
 
それでも気になる、という方のため、 +5,000円でCore i7シリーズの最上位 6700Kに交換+CPUファンを「静音パックまんぞくコース」にすることが出来、文字通り性能と静音に満足できるカスタマイズとなっています。

現在、Skylake最上位のCPU Corei7-6700Kに無料アップグレードサービス中!ボーナスシーズンのこの時期ならではのキャンペーンです。
 
電源もかなりの種類の有名メーカーのものがラインナップされており、用途によって静音かつ大容量なものもにカスタマイズ可能です。

他にもガレリアXT GTX1060搭載モデルの特長は色々ありますが、
 詳細はメーカーページよりご確認ください。

ガレリアXT GTX1060のベンチマーク

次に実際の性能ですが、以前旧「ガレリアXT」をレビューさせて頂いた時はGTX960でその他は同じ構成でした。その時のおおよそのベンチマーク値がこちら、フルHD Directx11最高品質の設定で

hd
SCORE:7,120
平均フレームレート:55.052

ベンチ値別のおおまかな指標はこんな感じになっています。平均フレームレートは60が理想値ですね。
【7000〜】 非常に快適非常に快適に動作すると思われます。お好みのグラフィック設定でお楽しみください。
【5000〜6999】 とても快適とても快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても、とても快適に動作すると思われます。
【3500〜4999】 快適快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます。
【2500〜3499】 やや快適標準的な動作が見込めます。余裕があればグラフィック設定の調整をお勧めします。
【2000〜2499】 普通標準的な動作が見込めます。
【1500〜1999】 設定変更を推奨ゲームプレイは可能ですが、処理負荷によっては動作が重くなりますので、その場合はグラフィック設定の調整をお勧めいたします。


同じ解像度、最高品質で今回のガレリアXTを計測すると、

1920bench
SCORE:12,343
平均フレームレート:95.064

となりました。倍とまでは言いませんがかなりの性能アップです。簡単にいえばGTX980程度の性能アップです。ですが消費電力も低く抑えられているので、言うなればGTX980の上位互換です。もうフルHDのモニターで遊ばせるにはもったいない、と言えそうです。

ちなみに他の解像度も試してみるとこんな感じでした。

2560bench
SCORE:7,736
平均フレームレート:59.585
非常に快適、かつフレームレートがほぼ普通のモニター上限である60Hzなので、WQHDモニターでのプレイがとても合う、と言える数値です。もしくはフルHDで144Hz駆動のモニターでもいいですね。管理人のプレイ環境がWQHD表示なので見てみると、イディルシャイアエーテライト付近で人がいてもおよそ50〜53位あたりで推移していました。

4kbench
SCORE:3,899
平均フレームレート:29.938
参考に4Kサイズも計測してみました。さすがに快適とはいえ、少し苦しいでしょうか。もちろん街なかなんかは全然遊べますが、大人数混みあうバトルコンテンツなどは重くなってしまいそうです。
 
 
DDONbnech
定例でありますドラゴンズドグマオンラインも計測してみました。こちらも最高設定でとても快適と、推奨スペックがコチラのほうが低めですので、当然の結果ですね。

※現在上位Core i7-6700Kにアップグレードサービス中ですので、上記スコアよりもさらに上がっています。

ここではブログのテーマ上、FF14におすすめなパソコンをピックアップし、レビューさせてもらっていますが、PCゲームは他にもたっくさんあるわけでして、PCショップもそれぞれに推奨パソコンを作るわけにはいかないでしょう。オンラインゲームなどの壮大なゲームや、無料でプレイ出来るフリートゥプレイスタイルのゲームは、PCゲームならではの所があり、たとえばPS4などは基本パッケージを購入する必要があって、ちょっと試すということがしにくいです。

そんな世にたくさんあるPCゲームをやってみたいけど、インストールやアカウント取得など敷居が高いな…と購入をためらっている初心者の方のために、ドスパラさんはとってもいいスターティングPCをご用意しています。
現在流行っているPCゲーム40種を完全サポートした「ガレリア ゲームマスター」シリーズをリリースしました。今までのサポートはそのままに、購入対象者はさらに受付時間を夜中1時まで延長し、インストールからプレイできるようになるまでの流れを電話で完全サポートしてくれます。
gamemas
対応ゲーム一覧です。もちろんFF14もプレイ出来ます。
その中でもフラッグシップモデルになるドスパラ ゲームマスターGTは、今回ご紹介のガレリアXTと基本スペックは同じですので、FF14を始め、いろんなゲームをしてみたい、PC購入の初心者の方には特におすすめのモデルです。

ガレリアXT GTX1060モデルを体験してみました

ss1

ss2

ガレリアXTをお借りしていつもどおりのFF14ライフを満喫させてもらいました。当然このスペックですのでとても快適に遊べます。480GBもあるSSDはかなりの余裕をもって沢山のPCゲームやアプリケーションを格納出来ますね。16GBメモリも随所で処理の高速化に貢献していると思います。

現プレイヤーの方はわかると思いますが、FF14の住民は戦闘を楽しむ方と生産を楽しむ方、もしくは両方がっつり楽しむユーザーに分けられます。管理人は戦闘職はほぼ詩人のみで、おもにクラフターギャザラーを楽しんでおります。なのであまりGPUパワーをグリグリ使うコンテンツは行ってマハなどの24人コンテンツ位なんですが、その他はソロが多くあまりスペックを要求しないため、普段はWQHD(2560×1440)ドットの解像度で遊んでいます。UI配置に余裕がありますし、きめ細かく綺麗ですしね。

2560

43インチの4Kモニター「DS431US」に、WQHDのウインドウサイズでこのぐらいです。ギャザラーの採掘採集タイムなどをブラウザをチェックしながらプレイするのは便利な組み合わせだったりします。ただこのモニターはゲーミングを謳ったものではないので、範囲攻撃を避けるときなど、よけたつもりが…という場面はあります。そんなシビアな時は横にあるEIZOのゲーミングモニターであるFS2434でプレイしたりしていますね。

最近よくおすすめのパソコンをコメントやSNSなどで聞いてこられる方がおられるのですが、こんなにグラフィック性能が上がってしまった昨今、まず自分がどの位の大きさで、どの位の解像度のモニターで遊びたいかをまず決めてカードを選ぶのがいいのかなと思いますね。管理人はけっこうな近眼ですので、画面は大きく、配置もゆったりが良いので現在の環境になりましたが、目がいい人はここまでを望まないかもしれませんね。

管理人的にはガレリア XT選ぶのでしたら自分の環境と近いGTX980相当というのもありますので、4Kモニターへお好きなウインドウサイズでFF14を表示させ、ブラウザを横置きで広さを有效に使うか、144Hz駆動のフルHDモニターと、普通のフルHDモニターと2台並べてで使うのが快適かなと思います。 
具体的には4Kコースだと

DOSHISHA 43型 4K液晶ディスプレイ D431US

Philips 43型ワイド液晶ディスプレイ BDM4350UC/11あたりが手頃で人気のようです。GTX1060は動画再生の能力も高いので、Youtubeなどの4K映像(2160p60Hz)クラスでも余裕で再生可能です(光回線の環境下)

また、144Hz駆動のモニターコースなら以前このブログでも紹介させてもらいましたBenQ XL2730Zが超おすすめです。
 このモニターにフルスクリーンでプレイしながら、サブモニターでブラウザや動画を観たりするのはとても快適だと思います。通販限定ですがEIZO FORIS FG2421も24インチですが240Hzまで表示可能なヌルヌルモニターです。この144Hzのヌルヌルという表現は、よりリアル感をともなった動きになるというのでしょうか。ぜひお近くのショップで体験してみて欲しいです。
 

  ガレリアXT GTX1060の価格、購入方法など


ドスパラFF14推奨BTOパソコンガレリア XT」GTX1060搭載モデル
基本構成  税込み価格151,178円+送料2,160円です。

納期は午前中までに注文確定でカスタマイズ含め最短2日後には出荷します。

万が一の故障時や、OSのトラブルなどをわずかな月額でしっかりサポートするセーフティサービスは、初心者の方には心強い味方になります。購入と同時に加入すれば最大5,000円引きになります。

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基本的に必要なものはしっかり揃っているガレリアXTですが、さらに満足いくおすすめカスタマイズとしては、CPUのグレードアップ+静音FANの静音まんぞくパックですね。SSDは大容量480GBが標準搭載でメモリも16GBに増量中です。

あとは、新生FF14をキーボードマウスで操作したい方のために、新生FF14推奨MMOデバイスのセット(MMO向け Logicoolセット)が特価で買えるオプションもあります。

お支払い方法は、最も早く手数料もかからない方法がジャパンネット銀行のリンク決済、次にクレジットカードでの注文が早いです。その他コンビに決済に代引き、銀行振込など。詳しくはこちら

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パソコンは高価な買い物ですので、一括の他にも12回までならジャックスのショッピングローンで金利0%ですので無理なく購入出来るのもポイントですね。詳しくはこちら

別記事で5ショップのBTOパソコンをおすすめ比較していますが、スペックの充実さやカスタマイズ、安定感や保証サービスの安心感、無金利の買いやすさなど、総合的にガレリアシリーズが抜きん出ていると思っています。そのままポンと買っても満足いく構成なので、はじめてPCでFF14をプレイしたい方にもおすすめですし、もちろんパソコン上級者の方にも納得いく構成でしょう。

以上、GTX1060搭載FF14推奨パソコンガレリア XTのレビューでした。
ご参考になれば幸いです。

※表記は2016年11月現在のものであり、時期により変更する可能性がありますので詳しくは公式サイトでお確かめください。

関連記事:ドスパラFF14推奨PCレビュー