PCでゲームをする方に特化したパソコンを製造・販売する日本でも有数のPC専門ショップドスパラ様より、FF14推奨パソコンとしてスクエニから正式認定されましたゲーミングPCドスパラ ガレリアXGを今回お借りする機会を頂きましたので、早速レビューをしてみたいと思います。

  ガレリアXGとは

ガレリアXGは数あるラインナップの中で、現在は上から2番目の性能を誇るグラフィックカード「NVIDIA GeForce GTX1080」を搭載したモデルで、上位同カードを搭載したガレリアZGと比較し、他のパーツを普及帯のものを使ったコスパ重視の構成となっています。ただ、現在は無料アップグレードのサービス中ですので、その差はかなり縮まっており、お得になっています。

具体的に搭載パーツの基本構成をあげてみますと、

OS…Windows10 Home or Pro
CPU…intel Core i7-6700K(Skylake)4コア定格4.0GHz Turbo boost時4.2Ghz(無料アップグレード中)
CPUファン…静音まんぞくパック(静音・高冷却FAN)
マザーボード…ASUS H170 Pro ATX H170チップセット
メモリ…PC3-12800 DDR4 SDRAM 4GB×2枚
SSD…525GB(無料アップグレード中)
HDD…SATA3
2TB
グラフィックカード…NVIDIA Geforce GTX1080 8GB(2スロット DVI x1, HDMI x1, DisplayPort x3)
電源…Acbel 700W 80Plus Bronze 静音 
DVD…DVDスーパーマルチドライブ 
ケース… オリジナル ガレリア専用KTケース     

※2016年11月30日現在(赤字は増量キャンペーン中)

CPUはCore i7-6700から6700Kへのお値段据え置きでアップグレード中です。またSSDも480GBから525GBに増量中です。上位ZGとはマザーボードのグレード、SSDの種類、メモリ量と電源の容量が主な違いとなります。CPUをさらに高クロックで回し性能を追求したい方むけですので、現状のまま使いたい方は本機ガレリアXGで十分満足頂けるのではないでしょうか。ちなみにガレリアZGのレビューもさせてもらっています。→こちら

 ガレリアXGの外観・中身チェック

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ケースは、ミドルATXサイズの幅207x奥行520.7x高さ450.2mm。内容物はマニュアル類、電源コード、USBゲーミングキーボード、USBマウス、付属ソフトにPOWER DVD12、マザーとグラフィックカードの各種ドライバCDがついています。他に追加でHDDなどを付ける場合の予備のネジや電源のコネクタなどがついています。映像出力へ繋ぐケーブルは基本液晶モニター側についてるものですが、接続したいコネクタの種類によっては、カスタマイズで追加購入する必要があります。

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フロントパネルにはUSB3.0が2つ、SDカード口、ヘッドホン出力とマイク入力がついています。リセットと一番右が電源ボタンになります。
 
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背面と天面に内部の熱を逃がすための静音タイプの排気ファンが各一個ついています。実際稼働させても、目立ってファンの回転音が気になることはありませんでした。
 
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背面左上のコネクタ類です。主に使うのは今どきはマウスもキーボードもUSB接続ですのでほぼ左側は使う事はないです。USB3.0 Type-Cは上下の差し間違えのない、従来より大容量で高速にデータ伝送ができますので、外付けのストレージや対応した液晶モニターへ今後接続できる機器が増えてくると思われます。

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その下はグラフィックカードからモニターへの接続口で、Displayport1.2×3、HDMI2.0×1、DVI-Dとなります。GTX1080の性能を発揮させるなら一番にディスプレイポート、次にHDMIがいいと思います。モニターが複数台あれば、コネクターの数だけ増設も可能です。

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内部にアクセスしました。開けるには2つのローレットスクリュー(ネジ)を外すだけです。おおまかですが空気の流れはミドリの矢印からフレッシュな外気を吸い込み、ピンク方向へ熱が排出され、天面か背面へとファンを使って排気させます。ですので天面のメッシュ部に物を置いたり、背面のスペースをつめすぎないよう、注意が必要です。ミドルケースですので各パーツ間のスペースは十分ありますので、熱暴走などはおきにくいですし、パーツも長持ちするメリットはあると思います。騒音もひと昔のパソコンに比べ静音FANの技術もあがったおかげで、ゲームや音楽などをかければまず気にならないレベルです。

標準のATXサイズのマザーボードですので拡張性が確保されており、グラフィックカードのほかにPCIExpressという規格のカードが挿せる余裕があります。カスタマイズでもいくつか選択できますが、5.1chのスピーカーをつなげるためのサウンドカードや、高品質なギガビットLANなどを追加できます。

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CPUファンを斜めから見たところです。巨大なFANとヒートシンクという金属の幾重にも重なった板が、しっかりと熱を吸収し逃がします。その手前にあるメモリも意外と発熱するので、ちょうど配置的に風があたり、煙突効果で天面のメッシュより排気されるようになっていますね。ちなみにメモリは4枚まで追加できますので、最高32GBまで増設可能です。

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HDDやSSDを格納するスロット式のマウンターです。上のパーツにストレージを固定し、スコンとはめ込み裏から配線すれば簡単に増設が可能です。

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背面の接続例です。電源、モニターとの接続、有線LAN、マウスキーボード、外部スピーカーがあればそれと、最近は無線タイプのものが増えていますが、MMOなどのオンラインゲームをする場合、断線が命取りになるケースもありますのでやはり有線が安心ではあります。あと管理人はゲームパッドを使用しますので、フロントUSBから接続しています。
 
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初めて起動したあとも簡単なセットアップの後、数分でいつものデスクトップ画面へ移行できます。この時点でマイクをつないでおけば、音声認識オペレーション「コルタナ」の設定も完了します。その後、グラフィック機能のパフォーマンスを最大に活かすグラフィックドライバを組み込むため、NVIDIAの公式サイトから「NVIDIA EXPERIENCE」という統合ソフトをダウンロードし最新ドライバーへアップデートすればひとまずベースは完了ですので、あとはゲームをインストールすれば、すぐにプレイが楽しめます。ウインドウズアップデートも済ませておくとバッチリですね。

余談ですがもしPC乗り換えでFF14を引き続き楽しまれるのならアカウントはお持ちだと思います。その場合はもっと簡単で、http://www.finalfantasyxiv.com/playersdownload/jp/ここでゲーム本体をダウンロードし、インストール後アカウント、パスワード、ワンタイムパスワードを入れればインストールDVDさえ要らずに継続プレイが出来ます。以前やっていたPCから、ドキュメントフォルダにあるMyGamesフォルダを丸ごとコピーして、新PCの同じ場所へ置いてやれば、マクロやホットバーの設定などすっかり元通りになります。コツは一度FF14を起動させ、すぐゲーム終了させて新規作成されたMyGameフォルダへ、持ってきたフォルダを上書きして起動しなおすと、スムーズに移行できます。

以上、ざっくりと構成をご紹介しましたが、そのまま使っても十分な快適さがあり、さらに内部にアクセス出来るようになれば、パーツの交換や機能を拡張などの余地もありますので、これから長く使える一台となります。ただし内部のアクセス、パーツの自ら交換などは自己責任となります。

 詳細はメーカーページよりご確認ください。

  ガレリアXGの性能チェック

FF14蒼天のイシュガルドベンチマークソフトでの計測です。
フルHD(1920×1080)DirectX11最高品質で計測
fhd

ローディングタイム合計:17.690sec. 平均リフレッシュレート:144.676
最高のグラフィック品質である「非常に快適」の7,000を大きく超えるスコアです。このゲーミングパソコンを購入される方は高解像度か高リフレッシュレートのタイプのモニターをお持ちか、購入予定だと思いますが、普通のフルHDでも全く恩恵がないわけではありません。常に平均リフレッシュレートが60Hzをオーバーしてますので、どんな込み合ったコンテンツでも、安定したなめらかな動きが保証されるということです。これより上の解像度では、場面によって60以下に落ち込む瞬間があるとは思います。

フルHDの環境ならZOWIE XL2430(カスタマイズでも選べます)が反応速度や滑らかな動き(144Hz)を堪能できますので、スタンダードなEIZOのFS-2434Rと並んでおすすめのモニターですね。

WQHD(2560×1440)DirectX11 最高品質で計測
wqhd
ローディングタイム合計:17.809sec. 平均リフレッシュレート:
99.138
平均リフレッシュレート的にも、ガチでプレイするならFF14はこの解像度がこれからはおすすめです。さらに60Hz以上の垂直リフレッシュレートを出すモニターならGTX1080の性能を余すことなく使い込めるんじゃないでしょうか。ASUSのPG279Qや、EIZOのFS2735が代表的なモニターになると思います。

WQHD(3440×1440)DirectX11 最高品質で計測
wwqhd2
ローディングタイム合計:19.635sec. 平均リフレッシュレート:79.634
参考として、この解像度のモニターも数は少ないですが存在しますので計測してみました。管理人のメインモニターが4K解像度なんですが、このサイズのウインドーモードも周囲がしっかり見渡せるためなかなか快適です。リフレッシュレートもまだまだ余裕が感じられます。
 
4K(3840×2160)DirectX11 最高品質で計測
4k2
ローディングタイム合計:18.935sec. 平均リフレッシュレート:51.301
4Kでの計測も、7,000こそ届いてないですが実際のプレイにはまったく支障のないレベルに達しています。まぁ大画面の4Kモニターでは隅々まで見渡すのが大変なので常用というわけにはいきませんが、まさに次世代の性能と言えると思います。GTX1080がまだ無い頃はGTX980を2枚とか使ってやっと出せてましたからね。

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3DMarkでの簡易ベンチマークもかけてみました。結果は上のようです。どちらの描画もフルHD設定上ではカクつくことなく動作してたように思います。クリックで拡大した画像が見られます。

ddon

測るまでもないかと思いましたが、ドラゴンズドグマの結果も十分なものです。ベンチマークではフルHD以上の設定ができないので、高解像度モニターでも引き延ばしてフルスクリーンで映されてしまいます。ドラゴンズドグマに関してはフルHDの144Hzモニターの方が向いていそうです。

PB281083

自宅の環境に設置してみました。右が4Kの43インチモニターで、横長の3440×1440ドットのウインドウモードで表示しています。左はEIZOのFS-2434です。下が実際のスクリーンショットですが、UIの設置出来る場所が広大ですので、ホットバーはフルで表示出来ますし、チャットもFCとバトルログ、LSなんかも別窓で配置しても邪魔にならないので固定PTにFC会話に忙しい方にはいいでしょうね。蛮神のような大型ボス戦もよくギミックを見渡せます。

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この間のPLLで、ディアデム諸島が完全リニューアルすると発表してましたが、Sモブや大型FATEととはまた違った大型ボスとの戦闘コンテンツ、FF11で言う所のHNM(ハイノートリアスモンスター)ぽいものが計画されてるようなので、大人数で入り乱れて闘うコンテンツは高解像度の大画面でプレイ出来たら迫力がありそうです。

せっかくなので4Kプレイを満喫させてもらいました。3840×2160ドットでルレのタイタン戦です。
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4Kフル画面での蛮神戦はこれが初で真蛮神ですので無難にこなせましたが、UIが小さくて済むのでしっかり全体を見渡せるメリットはありますね。他にもSSは撮らなかったんですがメインクエのルレなども4Kで遊んでみました。GTX1080ならカク付く事もなく普通にプレイできますね。

ffss1
最近マイスターの担当をわけようと2人目の育成を始めました。まぁまだやっとチョコボが使えるようになった位ですが、ギャザクラをのんびり遊ぶには4Kプレイはちょっと贅沢な使い方ですね。

レビューは以上です。いつもハイスペックなBTOパソコンをいち早く触らせていただくのは楽しいです。今の自作PCも2年経とうとしていますので、今後高性能なモニターを買ってヌルヌルを体験したい管理人にとって、今がGTX980ですし自作PCの世界では2倍の性能の物が出たら買い時という噂(笑)を聞いた事があるので、このガレリアXGは個人的にも大いに物欲を刺激されました。

FF14のようなプレイ画面を自由に設定出来るゲームは特にですが、GTX1080は時には大画面で、時には高リフレッシュレートでヌルヌルプレイとプレイスタイルを選べるこの性能の余裕が一番の売りかなと思います。今からの時代を堪能するなら、VR体験も余裕もって楽しめるドスパラ ガレリアXGおすすめです。

  ドスパラ ガレリアXGの価格・購入方法など


ドスパラ ガレリアXG
基本構成 税込み価格212,738円+梱包送料2,160円です。

家庭用TVでも4Kの時代です。4Kモニターと共に使えばゲームは高解像度でサクサク動き、VR機器に対応し美麗な映像も楽しめるなど、次世代を体験出来る高性能BTOパソコンだと思います。ボーナスシーズン突入の今、ぜひご検討下さい。

納期は午前中までに注文確定でカスタマイズ含め2日後には出荷されます。
今なら無料でCore i7-6700K+静音ファンパックと525GBのSSDにアップグレード中。
さらなる冷却をお望みならFANも自由に追加出来ます。電源も沢山の中からお好みを選べます。

DVDはブルーレイに変更可能で、さらにパイオニア製のものを選べばCD音源などをノイズや音飛びなくハイクオリティで取り込めますので、スマホやタブレットなどに入れて高音質で楽しめるのでおすすめです。

またカスタマイズでサウンドカード(ASUS Xonar GDなど)を選べばお手軽にサウンドディレクター祖堅氏おすすめの5.1chのサラウンド環境(CREATIVE Inspire T6300)も手に入ります。FF14は5.1chサラウンドに対応してますので音に包まれるプレイでまた一段と没入感を得られます。またYoutubeには5.1ch録音の高画質動画などもありますし、4Kモニターがあれば贅沢なプライベート視聴環境が出来上がりますね。

そしてついに動き出したVRの世界を体験出来るPC用VR機器hTC VIVEにもガレリアXGは余裕で対応出来るスペックを有してます。VRは今後出るソフト次第では大きなゲームの進化につながるかもと大いに期待されており、ドスパラ秋葉原本店でも5FにこのVIVE専用のVR体験ブース「ドスパラVRパラダイス」もオープンしています。体験記事はこちら

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以上、GTX1080搭載FF14推奨パソコンドスパラ ガレリアXGのご紹介でした。
ご参考になれば幸いです。