祝!蒼天のイシュガルド拡張パックに先駆け、新ベンチマーク(アウラキャラメイク付)がリリースされました!
今回、ドスパラさんのご厚意でFF14蒼天のイシュガルド推奨PCとなります「ガレリアST」をお借りする機会を頂きましたので、最新のベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」の結果とともに、レビューをしてみたいと思います。
ガレリアSTってどんなBTOパソコン?
今回お借りしたガレリアSTの大きな特徴は、スリムケースにデスクトップ機なみの性能を詰め込んだ、あまりPCにスペースを取られたくない、でも性能は妥協したくない方のために新しく開発されたモデルとなっています。外観はこんな感じです。
比較としてPS3とペットボトルを横に置いてみました。ATXケースよりは幅も高さも奥行きも小さいですが、PS3よりは2回りほど大きい、という感じです。オーディオアンプ位でしょうかね。
ですが両側面に吸気と排気のファンがついてますので、寝かせて使うのはおすすめできません。基本縦置きです。それようにスタンドも付属しております。他の付属品はこんな感じです。
真ん中がGTX960グラフィック出力でDVI-D×2、DispleyPort1.2×1、HDMI2.0×1です。DVI-D以外は最高4K/60Hzの出力まで対応しています。4Kモニターへの60Hzでの表示が可能、という事で、3Dゲームがフル4Kで可能という意味ではないです。それをするには上位TITAN Xクラスのカードが必要です。
前面はUSB3.0ポートが2つ、SDカードとmicroSDカードリーダー、サウンド入出力です。
ガレリアSTの基本構成は
OS…Windows7か8.1を選択可能CPU…intel Core i7-4790(3.6GHz 4コア8スレッド)
マザーボード…intel H97チップセットMini-ITX(貸出機にはASrock H97M-ITXが使われていました)
メモリ…PC3-12800 DDR3 SDRAM 4GB×2枚組(デュアルチャネル)
HDD…SATA3 7200rpm 2TB
グラフィックカード…Palit製 NVIDIA GeForce GTX960 2GB(DVI-D×2、HDMI2.0×1、DisplayPort1.2×1)
電源…SilverStone SST-SX600-G 80PlusGold認証 SFX静音600W
DVD…マルチDVD/CDスリムドライブ
ケース… オリジナル ガレリア専用KTCスリムケース
※2015年4月27日現在
以前ここでもレビューさせて頂きましたGTX960搭載「ガレリアXT」のスリムケース版といった構成で、中身はATXケースと比べればぎゅっと詰め込まれていますが、ドスパラ独自に開発されたこのKTCスリムケースは、デスクトップ型のパーツ群とほぼ同じものを採用しながらも、廃熱経路もしっかり確保した効率的な配置となっており、グラフィックカードも最高330mmまでのものに対応してるそうです。詳しい説明はこちらです。
大きな違いとすれば、マザーボードが拡張性を絞った小型Mini-ITX版になった事と、電源は小型のものですがしっかり600Wあり、変換効率も高いゴールド認証のものが使われております。排気効率を考えての事か「ガレリアXT」よりも若干高級な電源になっている印象ですね。単体でも人気のある電源です。
これだけ容量があればのちのちGTX980などに自分で換装してもしっかり動いてくれるでしょう(GTX980上位ガレリアSGも同じ構成ですので)
もちろんストレージもHDDに加えてSSDとの2台構成にカスタマイズ可能です。
以上をふまえ「ガレリアST」は、性能は犠牲にせずスペースは出来るだけ小さく、グラフィックカードは一枚で十分、HDDも何台も必要ない方におすすめな一台となっています。
女性にもおすすめ?
現在沢山のミニケースを採用したBTOパソコンが出ていますが、ここまで性能に妥協のないスリム型PCは数えるほどだと思います。お値段もこれだけ技術を駆使しても「ガレリアXT」と同価格なのは驚きですね。ちょっと顔をのぞかした吉P、エレゼンの子はハマリ役でかわいかったですね〜
プラットフォームはPS3、PS4もありますが、PCでもやってみたい女性も多いと思います。
省スペースな高性能スリムパソコンなら、女性にも大きさによる抵抗感が少ないんじゃないかなぁと思うのですがいかがでしょうか。
詳細はメーカーページよりご確認ください。
蒼天のイシュガルド新ベンチマークを計ってみた!
まず目安としての数値はこんな所です。(http://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/より引用)【7000〜】 非常に快適 | 非常に快適に動作すると思われます。お好みのグラフィック設定でお楽しみください。 |
【5000〜6999】 とても快適 | とても快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても、とても快適に動作すると思われます。 |
【3500〜4999】 快適 | 快適な動作が見込めます。グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます。 |
【2500〜3499】 やや快適 | 標準的な動作が見込めます。余裕があればグラフィック設定の調整をお勧めします。 |
【2000〜2499】 普通 | 標準的な動作が見込めます。 |
【1500〜1999】 設定変更を推奨 | ゲームプレイは可能ですが、処理負荷によっては動作が重くなりますので、その場合はグラフィック設定の調整をお勧めいたします。 |
【1000〜1499】 設定変更が必要 | ゲームプレイは可能ですが、全体的に動作が重く感じられます。グラフィック設定の調整が必要で、調整により改善される可能性があります。 |
【1000 未満】 動作困難 | 動作に必要な性能を満たしていません。 |
7,000が非常に快適な所は前回のベンチマークと変わっていませんね。ですが説明の通り、今回のベンチはCPUやストレージ速度なども含めた総合的な判断で計算され、より平等性が高いものに生まれ変わっていますので、高スコアには総合的なバランスが重要になってくると思われます。
簡単にDirect X9と11の切り替えも出来ますので、対応したカードでしたらDirectX11の高画質でありながらもさらに軽い処理になったことを比較し体感出来るんじゃないでしょうか。
ちなみにDirectX11に対応したグラフィックカード一覧はこちら(PCWatch)
もちろん、最新グラフィックカードGTX960を積んだ「ガレリアST」も本来の性能を発揮できるわけです。
前置きが長くなりましたがまずは本題のDirectX11モードでのスコアです。
レポートより
SCORE:7004
SCORE:7004
平均フレームレート:54.301
評価:非常に快適
-非常に快適に動作すると思われます。お好みのグラフィック設定でお楽しみください。
ローディングタイム:
シーン#1 1.105sec
シーン#2 5.331sec
シーン#3 4.188sec
シーン#4 3.612sec
シーン#5 3.809sec
シーン#6 1.661sec
合 計 19.709sec
そしてこちらがDirectX9モードのスコアです。
SCORE:9099
平均フレームレート:72.562
評価:非常に快適
-非常に快適に動作すると思われます。お好みのグラフィック設定でお楽しみください。
ローディングタイム:
シーン#1 3.780sec
シーン#2 9.439sec
シーン#3 5.657sec
シーン#4 5.618sec
シーン#5 6.037sec
シーン#6 3.357sec
合 計 33.889sec
今回新たにローディングタイムが計測に加わり、各シーンの合間に読み込む速度もスコアに反映されているようです。DirectX9と11を比べてみて、処理そのものは9の方が軽いのかスコアは前回のベンチより800程下がった程度ですが、DirectX11にすると2,000ほど下がっていますね。
それでもギリギリではありますがフルHD1920×1080で最高品質で7,000超え「非常に快適」を達成しています。読み込み速度もDirectX11モードは約14秒も短くなっています。
DirectX11では平均フレームレートは少し60Hzを割ってしまいましたが、プレイには支障ないとは思いますが気になるようでしたらグラフィックの項目を「DirectX9相当」に調節すればいいと思われます。
吉田Pが言っていたGTX760クラスをおすすめしていた理由はこの辺ですね。ほぼ同性能なGTX960がフルHD最高品質を保てるボーダーラインに丁度なっていると思われます。
DirectX11になって見栄えが良くなるのが一番の変化ですが、シェーダーやライティングをGPUに任せる分テクスチャーなどを読み込む容量が減ったので、エリア移動する場面でも気持ちを途切れさせる事なく小気味いいプレイになっていきそうです。
イシュガルドの新エリアは既存エリアの1.5〜2倍あるとの事ですので、当然読み込みも多くなるでしょうから、この読み込みを吉田Pは「軽くなる」と表現したわけですね。いずれにせよDirectX11化はとても歓迎すべき進化になっています。
そして今回ご紹介した「ガレリアST」は、FF14が今作れる最高の技術を存分に味わえるお手頃なPCだと言う事が言えると思います。
ガレリアSTの価格、おすすめカスタマイズ、購入方法など
スリムケースの限られたスペースを有効利用するため、排気性能の高いパーツをに使っており、非常にコスパの高い基本構成だと思います。
気になる方は気になる点としては、高性能な分、スリムケースで排気を優先するためある程度ファン音は聞こえます。ケースの形状からもモニターの横に置く事が多いと思います。
ですが電源はもともと静音モデルですし、さらなる対策を考えるのでしたら、グラフィックカードを静音タイプにカスタマイズすることをおすすめします。カードの選択肢の中あるSuper Jet streamモデルなら、性能アップの上、60℃以下の低負荷時にはファンが止まる独自機構がついておりますので随分違ってくると思います。
あとはファイルコピーやOSの読み込み速度などが劇的に速くなるSSDの搭載もおすすめです。ドスパラさんなら常時バーゲン価格で追加可能です。今なら120GBが5,000円、250GBは8,000円で追加できます。
納期は午前中までに注文確定でカスタマイズ含め最短2日後には出荷。
支払い方法も12回までならジャックスのショッピングローンで金利0%ですので、新生活にパソコンが必要な方にもとても買いやすいサービスだと思います。くわしくはこちら
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液晶モニターも同時購入でしたら、割安で手に入るオススメ品の中から選べばお得です。FF14推奨モニターであるEIZO FS2434もリストに入ってますね。
以上、「ガレリアST」のレビュー含めお得なポイントなどをご紹介してみました。下記の「ガレリアXT」のレビューとともにご検討の材料になれば幸いです。関連記事:
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