Oculus-Rift
Oculus Rift
http://www.oculusvr.com/

ヘッドマウント型のディスプレイ(HMD)はいくつか出ていますが、
これは視差を利用した、立体視用ヘッドマウントディスプレイです。
3Dメガネや既存HMDと大きく違う点は、自分が顔を動かしたら視界も動くという事です。
まるでそこにいるかのような感覚を体験できるようです。

ただこの製品は海外製で、日本人が手にするには
これを販売している本社に直接申し込んで日本に送ってもらうしかないようです。
秋葉原のマウスコンピュータのショップで体験が出来るようです。


この動画は、さらにその技術に日本らしい技術とのコラボレーション。

AR技術という、カメラが映している空間に、ディスプレイを通して3Dのオブジェクトを表示させる
今は至る所でスマホでも体験できる仕組みですが、立体視と組み合わせて
画面から飛び出てくる3DCGのキャラクターを体験できるというもの。

実際にOculus Riftで見てもらえたら一発なのですが、
そうもいかないので肉眼を使っての立体視のやり方が出来る方は
その面白さが少しわかると思います。

肉眼での立体視のやりかたはこちら

動画じゃ自分で視界を動かせる特性を体感できないのであまり伝わらないですね…

こういった仮想空間の技術はよく日本では注文住宅などのシミュレーションによく使われますが、
視点までは動きませんし、2Dで見るのが普通です。
今後日本でも開発され普及すると、立体な上に視界を自由に動かせて
あたかもそこを歩いているような仮想旅行ソフトなんかも出てくるかもしれません。

実際それを実現(オキュ旅)させようとしている人もいます。
宮古島を360°撮影して、それをOculus Riftを使って仮想旅行を実現させるプロジェクトのようです。
実現に向けてカンパを募っていたようですが、予想以上に出資が届いたようですね。
どんなものになるのか楽しみです。

それよりも早く普及しそうなのはやはり
一人称視点のPCゲームなどでしょう。
各種FPSやSkirimもこれで遊べるようですね。
僕はFPSをしないので一人称視点というものにあまり慣れていませんが、
上の動画のように、自分の視点の移動で視界も動く仮想空間は
現実のように感じるんでしょうね。皆リアクションが派手です。

これがMMOにも普通に使える日が来たらまた違った没入感が得られるんでしょうか。
まぁFF14には観光は出来てもIDとかは難しそうですけど。

余計な話ですが、こういうビジネスをアダルト業界が目をつければ、
一気に加速したりするんですよね。本能に訴えかける市場ですからね(笑)

個人輸入はさすがに無理ですが、東京へ行く機会あれば
是非とも体験してみたいものです。