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2016年4月5日更新しました。

2015年8月に新しい第6世代CPUと、それに対応したZ170チップセットが発表されました。
今回の発表ではCPUはIntel Core-i5 6600KとCore i7-6700Kの2種類、それぞれCore i5-4690KとCore i7-4790Kのパワーアップ版と考えて良いようです。大体10%ほどのアップとなるようですが、内蔵グラフィックコアも進化してますので、さらにCPU単体で遊べるゲームも増えるでしょう。FF14はさすがにソロ以外は厳しいと思いますが。

今回のCPUとチップセットは記事を見る限り、末尾にKが付くのもあり、自分で周波数や倍率を細かくチューニング出来ることを得意とした作りになっており、特に自作されている方が様々な冷却装置を駆使して極限までオーバークロックし甲斐がある耐久性を売りにしたもの、と捉えました。

もちろん素の性能も上がってはいますが、Core i7-3770Kなど2世代前を使っている方あたりを買い換え対象として薦めているようです。そこからはおよそ30%の性能向上が見込めるようですね。

逆にそれ以降のCPUを使っている方は、グラフィックカードをグレードアップした方が体感差は大きいとも言えそうです。

管理人が注目している点はどちらかと言うとチップセットの進化の方で、Z170チップセットになることで以前よりもM.2など転送速度の速いSSDが帯域不足を気にせず使えるようになった事でしょうか。Intel自身が爆速のSSDを発売(750シリーズ)しているので、それを余す事無く使うためでもあるようです。従ってSATA6接続の一般的なSSDを使う分には、こちらもあまり差は出なさそうですね。

各ショップも発表と同時に搭載BTOパソコンを販売開始しました。
基本は今までのラインナップのまま、Win10、CPUとマザーボード、メモリがDDR4に置き換わった形で、グラフィックカードや電源、HDDは従来通りという組合せです。前よりSSDを標準装備したモデルは増えてきましたね。
今回は主にCore-i7 6700KとZ170チップセットが標準構成のものをピックアップしてますので、おのずとskylake世代でもハイエンドなパーツを積んだものになっています。どうせ買うなら長く使えるものを、と思われる方に向いています。FF14推奨となっている機種はあまり無いですが、全てFF14は動きますし、推奨モデルにだけ付いている特典は今の所ないので、自由に選んでも問題はないと管理人は思います。

スペック表の2台目以降は、最初に紹介したモデルと違う部分だけを抜粋して掲載しています。
価格は常に変動しておりますので、正確なお値段は写真や製品名をクリックしてご確認ください。

ドスパラ
dospara
Core i7-6700K搭載 ゲーミングBTOPC ガレリア一覧

ガレリアZT
 169.980円〜(+税)
OS:Windows 10 home, CPU:Core i7-6700K, チップセット:intel Z170, GPU:NVIDIA GeForce GTX960 2GB, メモリ:DDR4 8GB×2, SSD:250GB, HDD:3TB,  電源:700W, ケース:ATXミドルタワー
その他Core i7-6700K搭載PC 主なスペックの違い
ガレリアZF GTX970 4GB 静音FAN,電源700W
ガレリアZG GTX980 6GB静音FAN,電源700W
ガレリアZI GTX980Ti 6GB静音FAN,SSD Samsung951/M.2 NVMe接続250GB,電源860W
ガレリアZK GTX TITANX 12GB静音FAN,電源860W
ゲーミングPCはガレリアというブランドで分けられ、中でもZのつく製品はCore-i7 6700K標準搭載にメモリ16GB、SSD250GB+HDD3TB、それにグレード別に静音タイプのグラフィックカードを採用したスキのない構成でストレージも十分ですし長く使える一台になります。中でもガレリアZIはSSDにも爆速のものを積んでありますし、音も静かでおすすめのモデルになります。
ドスパラさんは注文後2営業日以内に発送、安心の国内組立。ジャックスローンに限り12回分割払いまで金利0%で購入出来ます。月額有料サポート「セーフティサービス」に入れば故障パーツを無償交換、電話での手厚いサポートが受けられます。 

パソコン工房
pasokou
Core i7-6700K搭載 ゲーミングBTOPC LEVEL∞ 一覧 iconicon icon
icon icon
Lev-R017-i7K-RMR-Limited iconNew icon112,980円〜(+税)
OS:Windows 10home, CPU:Core i7-6700K, チップセット:intel Z170, GPU:NVIDIA GeForce GTX960 2GB, メモリ:DDR4 4GB×2, SSD240GB, HDD:1TB,  電源:500W, ケース:ATXミドルタワー ※モニターは別売りです。
その他Core i7-6700K搭載PC 主なスペックの違い
Lev-FA7V-i7K-TM iconicon GTX970 4GB, SSDオプション, 電源Gold700W, Cooler Masterケース
Lev-FA7V-i7K-VM icon icon GTX980 4GB, SSDオプション , 電源Gold700W,Cooler Masterケース
Lev-FA7V-i7K-XM icon GTX980Ti 6GB, SSDオプション, 電源Gold700W,Cooler Masterケース
Lev-R017-LCi7K-ZMV icon GTX TITAN X 12GB, 水冷CPUクーラー, PlextorM.2 SSD256GB,2TB, 電源Bronze700W
ゲーミング専用PCブランド「LEVELインフィニティ(∞)」を立ち上げ、徹底的な検証により最適なパーツを厳選したゲームPCです。
現在SSD240GBがついた上に電源もシルバー認証500WとLimitedと称する所から期間限定だと思われますが超お買い得モデルだと思います。上位クラスもSSDこそオプションですが、ASUS製マザー、電源Gold認証、自作派の定番ケースを採用と手堅い造りになっているようです。TITANX搭載機は水冷CPU機構がついており、長時間の運用にも強い構造になっています。もちろんいずれもカスタマイズで自由に変更出来ます。

マウスコンピューター
mouse
Core i7-6700K搭載 ゲーミングBTOPC NEXTGEAR 一覧 icon icon
icon icon
NEXTGEAR i650GA6 icon icon159,800円〜(+税)
OS:Windows10 Home, CPU:Core i7-6700K, チップセット:intel Z170, GPU:NVIDIA GeForce GTX970 4GB, メモリ:DDR4 8GB×1, SSD240GB, HDD:オプション, 電源:700W, ケース:ATXミドルタワー
その他Core i7-6700K搭載PC 主なスペックの違い
EXTGEAR i650PA4-SP4 icon icon AMD Radeon™ R9 390X 8GB,SSDオプション, HDD 2TB
NEXTGEAR i650PA6 iconicon GTX980 4GB, SSD240GB, HDD:オプション
NEXTGEAR i650PA6-SP icon icon GTX980 4GB, SSD240GB, HDD 2TB, DDR4 8GB×4, 
NEXTGEAR i650PA6-SP3 iconicon GTX980Ti 6GB, M.2 SSD512GB, HDD 2TB, DDR4 16GB×4
GTX960搭載機は標準的な構成ですが、上記の他にも上位クラスはCPU水冷機構付きやM.2接続のSSDがついたものなど今考えられるCore i7-6700Kで組める最高レベルの組合せがラインナップされています。価格も妥当なラインに収まっており、そのためか他と比べてカスタマイズの幅が多少狭めです。
マウスさんはニコニコ生放送などでゲーム配信に力を入れているようで、どちらかというとFPSやアクションゲームが得意な印象ですね。

サイコム
mouse
サイコムトップページ icon icon

G-Master Spear Z170 icon icon138,240円〜(+税)
OS:Windows10, CPU:Core i7-6700K, マザー:ASRock Z170 Pro4, GPU:NVIDIA GeForce GTX960 2GB, メモリ:DDR4 8GB×2, HDD:1TB,  電源:750W, ケース:ATXミドルタワー
G-Master Hydro Z170-FFXIV 水冷CPU,水冷GTX970 4GB,SSD240GB実質無料,FF14推奨モデル
G-Master Vengeance-Mini II GTX960 4GB,Micro-ATX, 電源650W, ケースCorsair Air240, コルセア×サイコム特別仕様
Z170FD 水冷CPU, ASUS 静音GTX960 2GB,HDD 500GB,電源650W, ケースDefine R5, Fractal Design×サイコム特別仕様
G-Master Spear Z170-DTN 水冷CPU, MSI GTX970 4GB,HDD 500GB,プロゲーミングチームDetonator監修PC
スタンダードなミドルケースのG-Master Spearブランドのカスタマイズに、このたびCore i7-6700KとZ170マザーのセットが加わりました。お値段は上のスペックにカスタマイズした上の参考価格です。他にも水冷機構をCPUとグラフィックカードそれぞれに組み込んだオリジナルモデルも多数ラインナップ。海外有名メーカーとのコラボモデルも魅力的です。個人的にZ170FDは白にこだわって組んであり無骨になりがちなBTOPCの中、女性にもおすすめできる綺麗な作りです。
マザー・ケース含むカスタマイズの幅がかなり広く、組み込むパーツはすべてメーカーも明記されているので、こだわりのある方には少し値段は張りますが満足のいく一台になると思います。

アーク
pasokou
Core i7-6700K搭載 ゲーミングBTOPC 一覧 icon

iconCROYDON Gungnir CY-IS4Z17A-RV5 icon285,800円〜(+税)
OS:Windows 10, CPU:Core i7-6700K, マザー:ASRock Fatal1ty Z170 Gaming K6, GPU:MSI GTX 980Ti GAMING 6G, メモリ:SanMax DDR4 4GB×4, SSD:SanDisk 240GB, HDD:2TB,  電源:750W, ケース:ATXミドルタワー ※モニターは別売りです。
その他Core i7-6700K搭載PC 主なスペックの違い
GU-IS4Z17M-OAMD RADEON R9 FURYX 4GB, マザー:ASrock Z170M Pro4S,キューブ型ケースAerocool DS
iconGU-IS4Z17AF-BFHMSI GTX 970 GAMING 4G,マザー:MSI Z170A GAMING PRO,HDD無し,電源:650W,ケース:Fractal Design Define R5
CY-IS4Z17A-CoMSI R9 380 2GD5T OC,マザー:ASRock Z170 Pro4,ケース:Corsair Veangence C70 MilitaryGreen
CY-IS4Z17M-FDZOTAC GeForce GTX 970 4GB -OC, マザー:ASrock Z170M Pro4S,,HDD無,ケース:Fractal Design Define Mini
秋葉原の老舗で、店舗こそ小さいですがゲーミングBTOパソコンのバリエーションはかなり多いです。
どこよりも早くAMDの新カードも取り入れたラインナップは、液晶モニターでFree-Syncを使ってみたい方にもおすすめです。メモリの取り扱いは秋葉原(日本?)一で、専売の耐久性の高いサンマックス製メモリが標準装備しており、ゲーム向けマウスやヘッドセットなどゲーミングデバイスと呼ばれる機器の扱いに長けている印象です。

ツクモ

tsukumo
Core i7-6700K搭載 ゲーミングBTOPC G-GEAR

G-GEAR GA7J-H64/ZT
 147,800円(+税)
OS:Windows 10 home, CPU:Core i7-6700, マザー:ASUS Z170-A, GPU:GTX970, メモリ:DDR4 4GB×2, HDD:1TB, 電源:550W, ケース:ATXミドルタワー
4月の時点で6700K標準搭載機は無く、6700から+3,000のカスタマイズのみ対応のようです。ASUS製のZ170マザーを採用し電源も550Wと無難な構成のように思います。SSDは+500円で1280GBがプラス出来ます。今後のラインナップで上位にM.2のSSDがついたものも出るとといいかなと思います。秋葉原では老舗になりパーツの扱い量は最大級で自作ユーザーにも信頼が高いので、採用パーツも手堅いイメージがありますね。

計6店舗 2016年4月の時点でのラインナップは以上です。
調べてみて感じた事は、マザーボードの高性能化が進んでSSDとの相性がさらによくなったおかげか、標準でM.2接続のモデルが出てきた事で、CPUもそうですが、全体の高速化がまた進んだなと。
今から買うのであれば、やはりSSDは普通についていて欲しいとは思います。

初めてBTOパソコンを買う方なら、色々知識がなくとも一通り揃って納期も早いドスパラさんがおすすめです。コスパ重視なら、期間限定ぽいですがパソコン工房さんのGTX960搭載モデルもいいですね。

次に、SSDはおいといて最小構成で選ぶのであればツクモさん、M.2のSSD付きで読み書きを強化したモデルを追加したパソコン工房さんとマウスコンピューターさんも魅力的ですね。

ある程度パーツの事がわかっていて予算も潤沢な方はサイコムさんやアークさんで心ゆくまでカスタマイズされるといいかなと思います。今一番早いと言われるintel SSD 750(PCIスロットに差すタイプ)もサイコムさんでカスタム可能です。

以上、長くなりましたが参考になれば幸いです。

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